今回は調査目的が主とした行動。
小雪の今季ではありますが、ハイシーズンを向かえて
どの程度まで滑ることが出来るようになったのか?
これを直に見ないことには始まりません。
百聞は一見にしかず・・・の大切さを改めて感じました。
今回は、のんびりカメさんペースで登って行きます♪
お天気が良いのでなおさら気持ちイイ~
日の当たる斜面では、やや雪はクラスト気味にはなっていたものの
太陽パワーの影響を受け難い斜面ではフカフカのサラサラ~
のんびりペースでしたので、多くの方々が既に入っているであろうと
想像したにもかかわらず、ラインは少なめ!!
ラッキーですね、ありがとうございます♪
それにしても山々に積もった雪が全体的にボリュームがない印象。
なるほどー
我々は樹氷の中で小休憩。
これがまた気持ち良いのであります♪
おっ!先行していらっしゃる方々を発見。
ふむふむ、あの辺りのトラバースラインを辿っているのですね。
ボトムの沢は埋まりきっていないというお話を
周りの方々から伺っていますので、あのあたりで様子見かなと。
さてさて斜面の下見を行いましたので
ぼちぼち滑走準備を行いたいと思います!
準備は良いですか?
行きますよーー!!
サラっとした雪とサンクラストした雪が入り混じる雪面は
なかなか絶妙な感覚で、個人的には面白かったです(笑)
気持ち良く滑るには
微妙なコントロールを要求されるところがテクニカルでGood!
舞い上がるSPRAY
しかし標高を下げるにつれて変化する雪
いつも同じようなところを滑っていて飽きないの?っと言われますが
毎回、雪質が違うので・・・同じではないのです(笑)
もちろん良いときもあれば、そうでないときもありますが
与えられた環境下で、考えながら滑ることが面白いのです♪
うーん!今日はNICE DAYです。
なかなか良い1本でしたので登り返し。
今回は先行者の方のトレースを使わせて頂きました。
ありがとうございます!!
ささ、頑張りましょう♪
目的ポイントは、あの先です。
今回、ボクはスプリットボードを使って行動しましたが
背中が軽いって素敵です!
なんて楽なんだろう~とww
思わずテンションが上がり、ついでにペースも上がってしまいます(笑)
雪面はキラキラしていて、とっても綺麗~
そんなこんなで三角までもう一息。
おっ!先行者の方のラインを見つめます。
なかなか気持ち良さそうに滑っていらっしゃるラインです♪
我々もあそこまで・・・っと言いたいところですが
今日は初めから三角は狙っておりません。
ここまで。
さぁ、あと一息
頑張って!頑張って!!
もう少し、もう少し♪
はーい、お疲れさまでした~~ (≧∇≦)ノ
休憩をしてから滑り出しますよー
やはり、こちら側もフワっとした雪とサンクラストした雪が入り混じる(笑)
これがなかなか面白くて、ボクはニヤニヤしながら滑っておりましたが
やっぱりテクニカルw
おぉ、良いSPRAY!
はい、気持ち良かったです♪
それでは戻りましょうか!!
さて、ここからが本日の重要ミッション。
ボトムラインの偵察です。
この目でしっかりと見て感じないと!
例年沢が埋まりきらなかったり、穴が開いてしまう箇所があるのですが
「えっ!?こんな上部で?」っというのがファーストインプレッションでした。
少し穴が開いているというのではなく、そのまま。
沢の水がジャージャー流れている様子も伺えますし、音も聞こえてきます。
なるほど・・・こういうことなのですね。
例年とは、まるで違う沢の様子に少々面を喰らってしまいました。
埋まりきっていない。。。
こういった状況をこの目で見ることが出来て良かったです。
時期からして今後、ドカ雪が降る機会は少なくなります。
っということは、これ以上は望めないということ。
今後、セーフティーライドを行っていくには
例年よりも高い位置でのトラバース・行動計画が必要だなと。
そしてこの先、沢の様子を見ながら進みましたが
やはり埋まりきっていない箇所がありましたので
高めのトラバースラインまで登り返し。
低い位置まで滑り込んでしまった場合は
時間に余裕を持たせた行動が必要であることも確認出来ました。
今季はかぐらのバリエーションが少ないと感じてはおりましたが
BCエリアでも同様であると。
油断は禁物であると強く感じさせてくれた1日となりました。
雪が少ないシーズンのBCエリアの状況を見れたことは
今後において大きな収穫となりました。
<お天気>
北陸地方の雨雲の動き(2016年02月16日)