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Snow News

スキーのコース外滑走、春も注意 雪崩起きやすく

スキーのコース外滑走、春も注意 雪崩起きやすく
(2015年4月9日 日本経済新聞)
自然の雪山を滑る「バックカントリー」のスキーで遭難事故が相次いでいる。まっさらなゲレンデ外の雪を堪能できるため人気だが、立ち入るだけでも専門的な知識が必要になる。春山は冬より天候が安定するものの、専門家は「冬山と同じで危険度は高い」と警鐘を鳴らす。一部のスキー場は事故を防ぐ取り組みを進めている。警察庁は、バックカントリー中の一部の遭難を「スキー登山」の遭難として集計。死者は2011年と12年はそれぞれ7人だったが、13年は20人に急増した。今シーズンは長野、新潟両県で6人が死亡、3人が行方不明となった。原因はほとんどが雪崩に遭ったためとみられる。長野県松本市のスキーガイドの小峰邦良さんによると、バックカントリーはかつて雪山登山の一環として行われ、技術的なハードルが高かったが、バックカントリー用の用具が進化し挑戦しやすくなったという。ただ、小峰さんは「地図を見て山を登る技術や、雪崩を避けるための知識が必須だ」と強調する。長野県警の担当者は「ゲレンデの延長感覚でコース外に出る人が遭難している」と分析。準備はしていても判断を誤る人がいるとし「春も雪が緩み、雪崩が起きやすい」と注意を呼びかける。スキー場の安全管理が専門の中央大保健体育研究所客員研究員、有元崇浩さんは、バックカントリーを滑るスキーヤーの多くがリフトを使って山に入ると指摘し「スキー場と共同で安全をつくる意識が必要だ」と力説する。北海道富良野市の富良野スキー場は有元さんの助言で、山へ出るための出口を4カ所作り、ゲートを設置したという。ほかのスキーヤーの滑走跡を見て「たどっていけば滑れる」と不十分な装備で追随する人をなくすためだ。バックカントリーのエリアを示した地図に行程を書き込める登山届も作成した。北海道のニセコアンヌプリエリアのスキー場ではゲートを置いた上、悪天候時は閉鎖。ゲート手前などで積雪や気象関係の情報も伝えている。ゲートの運用に携わる登山家の新谷暁生さんは「個人で知識や装備を持つことは重要だが、スキー場側が外の状況を教え、用心させるのも事故防止に役立つ」と話している。

今シーズン、身近な山でも遭難事故が起きておりました。
幸いにも死亡事故にはならなかったことが、不幸中の幸い。
ただ、事故による影響が多方面に出てしまうことも改めて痛感をしておりました。
春になり融雪も進んできますのでBCエリアなどでは雪崩やクラックなどに注意が必要!
自分自身も、注意をしながら臨んでいきたいと思います。
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by nuki2pon | 2015-04-12 08:00 | Snow News | Comments(0)

日々の天気図を眺めながら天気を考え雪を追い求めるblog


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